私の展覧会鑑賞記

 

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No.0181

投稿日時 2月 4日

展覧会名 ロバート・キャパ作品展
会場 大丸ミュージアム  大丸東京店12階
会期 2002年1月17日〜1月29日
投稿者名 佐々木 令子
鑑賞日時 1月24日(木)10:00〜11:00過
感想 都内のデパート美術館最後の砦(?)となってしまった大丸ミュージアム。私自身も今回を含めデパート美術館には有料で入場したことは皆無(すみませーん。)だが、手軽で交通の便もよい美術鑑賞の場が一つ一つとなくなっていくのはやはり大変残念なことだと思う。大丸さんにはこれからもなんとか続けていっていただきたい。がんばってください。
さて、作品展の方だが午前10時の開店直後の入場にも関わらず場内はかなりの人出であった。帰る頃には入り口に行列ができているほど。デパートの展覧会にしては珍しく熟年男性の姿が多い。キャパと同世代かもう少し下の年齢層の方々といったところか。キャパの作品の多くが「戦争」をテーマにしているせいだろうか?とにかく日本での「ちょっとピンぼけ」の人気は計り知れないものがある。かく言う私もキャパを知ったのは写真よりこの本が先であった。今回は写真と文章を並べて見せるような展示方法だったが、やはり文章を読むのには時間がかかるのでそのパネルの前には黒山の人だかり。しかも字が小さくて読みにくい。毎度のことだけどなんとかなりませんかねー。
キャパの作品を見るのはもちろん初めてではないが、何年かぶりかで見て驚いたのはその被写体の「若さ」である。当然のことなのだが自分が若いとそんなことに気が付かないものなのかもしれない。兵隊たちも、キャパもヘミングウェーも皆若い。そして、戦争の悲惨さよりも平和の大切さが、開放されたパリの写真から、戦場で一服する兵士の写真からひしひしと感じられる。そんなところがキャパの写真の魅力だろうか。

 

 

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