私の展覧会鑑賞記

 

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No.0297

投稿日時 4月16日

展覧会名 春の茶会―根津美術館の茶道具―
会場 根津美術館
会期 2003年3月1日〜4月13日
投稿者名 ミチコ
鑑賞日時  3月31日(月)16:00頃
感想 招待券ありがとうございました。根津美術館では企画展「春の茶会」と常設展がありました。企画展では「春の茶会」とあるように春をイメージした根津美術館所蔵の茶道具が展示されていました。中でも桜をテーマにした展示品が多かったです。春の花見をしているような華やかな気持ちになりました。「春の茶会」では良寛自筆の和歌「子供らとてまりつきつつこの里にあそぶ春日はくれずともよし」が良かったです。写真で見た時はか細い印象を持った良寛の書でしたが、実際に見ると和歌の内容と合わせ見て良寛の温かい人柄が滲み出ている美しい書でした。また、「尾形切」が良かったです。前日に上野にある国立博物館「西本願寺展」で三十六人家集と共に尾形切を見たのですがその料紙装飾の美しさ、書の素晴らしさに感動しました。その次の日に根津美術館で別の「尾形切」を見ること出来ました。根津美術館のは「尾形切」の中でも名品の内に入ると思いました。陶磁器では黄瀬戸、三島、志野、備前、尾形光琳・乾山合作の銹絵角皿、伊賀蹲(いがうずくまる)花生など展示されていました。美術雑誌などに名品として紹介されている陶磁器が多く展示されていました。屏風絵では「吉野図屏風」が良かったです。満開の吉野桜が散る様子が描かれていました。見ていると脳裏に桜が散る姿が鮮やかに浮かび上がってきて本物の桜を目の前に花見をしている気分になりました。常設展は1階2階と展示されており、牧谿の「龍図」「竹雀図(重要文化財)」が良かったです。また、茶室を設定した展示室もあり沢庵和尚作の茶杓が展示されていました。外には庭園があり奥に行くと池があって、そこには尾形光琳「燕子花図」を連想させる配置に「燕子花(かきつばた)」が植えられていました。また、その池には小船が一艘、隅に浮かべてあって本阿弥光悦作国宝「舟橋蒔絵硯箱」の小舟を連想させました。苔、早蕨、楓、すみれなどあり散策していると石仏が点在していて美しく風情がありました。琳派好きにはオススメの庭園です。根津美術館の所蔵作品には美術品の中でも名品が多くあると思いました。次回展「屏風絵の魅力」も5月の連休にでも見に行こうと思います。その頃には庭園の燕子花も屏風絵そのままの姿で咲いていることでしょう。根津美術館の招待券がもらえて見に行く事が出来て良かったです。招待券を下さってありがとうございました。

 

 

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