私の展覧会鑑賞記

 

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No.0171

投稿日時12月28日

展覧会名 第7部 茶道具の裂 ―金襴・緞子・間道と古渡り更紗―
会場 根津美術館
会期 2001年11月30日〜12月23日
投稿者名 しお
鑑賞日時 12月22日(土)10:00〜16:00
感想 今回の茶道具の裂について興味も深く楽しく、朝から夕方までたっぷりと堪能させて頂きました。 行きましたのは12/22です。
招待券を頂いて、早速と思ったのですが、塾の日程もあり加えて、同展示会での特別催事講演「作家とみる茶道具の袋物」が12月8日に終了した後で招待券を頂きましたので、12/22(土)の、展示解説会に合わせての鑑賞となりました。 ゆっくり展示も見たかったので朝9;30に入館し鑑賞し、父とのデートを兼ねて、美術館内の喫茶室で軽く御昼を頂いたり、大好きな美術館庭園を散策したり、常設展を見たりした後で、裂地の解説を聞いて有意義な1日を楽しく過ごしました。
肝心の展示内容ですが、素敵の一言でした。実際の茶道に於いては、裂地は掛軸や茶入に於いても、本紙や茶入本体に比べ従扱いでスポットをあびることがやや少なきらいがありますが道具を一段と引き立たせる裂地のすばらしさが、その力が見れました。 五島美術館でも11月に、『名物裂ー渡来織物への憧れ』の展示があったのですが、両方の美術館を見て一層、裂地の重要さと美術的価値がはっきり認識できました。
今回のを含め、一連の根津美術館60周年記念展示会は、9部ありその全ての部を見たいのですが、残念なことに受験勉強もあり、それはかないません。 しかし、5月の 国宝 漁村夕照図・鶉図『国東山御物と唐絵の世界』、 9月の 東山御物の茶道具『大名物・名物を中心に』と、一連の内、たった2回の展示と比較しても、今回の展示とでは、展示によってその切口が異なりましたので比較し、一連の物をまとめて見ることでより明確理解しやすかったです。
また、学芸員の方の解説も楽しく、更に同じような裂地の展示でも根津美術館と五島美術館で視点と切口が異なるため、幅広い知識と見方が得られました。 以前より、裂地は興味があったのですが、難しい名前が種々ある上に、微妙な文様の変化があって、辞典片手でないとさっぱり判らずお茶での問答に、苦しんでいる裂地に親しみが増し、楽しみ方も判り、美術を愛しお茶をたしなむ者にとっては、共に非常に嬉しい展示会でした。
また、根津美術館庭園も、前回来た5月や9月で季節も異なる上に茶会が開催されていないこともあって、茶会が開催されているときの少し華やかで人が行き来し騒がしいときと違い、静かに自然と融け込めゆったりと味わえ良かったです。
私は裁縫は不得手ですが、帰りに、今回の良き記念にと骨董通りで端裂も求めましたので、母に寸法取りしてもらって仕服を仕立ててみようかと考えております。

 

 

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