私の展覧会鑑賞記

 

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No.0196

投稿日時 4月 1日

展覧会名 世界遺産ポンペイ展
会場 愛知県美術館
会期 2002年2月28日〜4月7日
投稿者名 桑門さやか
鑑賞日時 3月31日(日)12:30〜
感想 今回は世界遺産の展覧会ということから、混雑が予想されたのでお昼時を狙って行ったのですが、それでも人が多かったです。さすがに「世界遺産」ともなるとすごい人気ですね。
展示内容は、ポンペイに住む市民の食生活や住生活、仕事や環境など多岐にわたって多くの資料が展示されており、映像資料も5箇所程度設置されていて、質・量ともにたいへん充実している展覧会でした。
資料を見ていて感じたのが、当時の人々の生活の様子を見ているとどことなく日本を思い出させるな、ということでした。地震の多い土地柄だということも親近感を感じる点でしたが、寒い日には炭を入れた火鉢で暖をとる生活をしていたという資料や実際の火鉢などを見ると、遠い昔の異国の生活とは思えないような懐かしさ...というか縁のようなものを感じて感慨深い思いがしました。肌の色や言語に関わらず、人は同じような生活をしていたのですね。
色々と理不尽なことや不可解なことが多い現代ですが、人々が求めているのは、今も昔も変わらぬ平穏な暮らしなのだと、また、そうであって欲しいと思いながら美術館をあとにしました。
こういった展覧会などで使いこまれたような古い品々に出会うと、私のような平凡な人間でさえ乏しい想像力をかきたてられて、神秘的なのに懐かしい、エキサイティングな気持ちになります。鑑賞というよりも体験というような、複雑な経験だと思います。この世界にはまだ、私の知らない素晴らしいものが沢山あるので折に触れてそういうものに出会い、新しい体験をしていきたいです。
今回はどうもありがとうございました!本当に、とても楽しかったです。

 

 

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