私の展覧会鑑賞記

 

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No.0333

投稿日時10月 2日

展覧会名 江戸の匠 ―印籠・棗・拵などにみる匠の技―
会場 根津美術館
会期 2003年8月23日〜9月28日
投稿者名 高野 保
鑑賞日時  9月27日(土)13:00〜16:00
感想 鑑賞券お送りいただきありがとうございました。
根津美術館にははじめていきました。東京の青山に、このような広い庭園を持った美術館があったとは知りませんでした。庭園も立派で中を回遊することができました。さすが昔の金持ちのやることはスケールが違いますね。
さて本題の展覧会ですが、江戸時代の蒔絵や彫金を中心とした展示でした。武器から侍のおしゃれグッヅや美術品に変化した江戸時代の刀剣の「ツバ」や「小柄」などの彫金の細かさ、限られた空間での洗練されたデザインのすばらしさには、ガラスがあるのも忘れて展示品に目を近づけてしまいました。この時代の職人の技能レベルの高さには驚かされました。当時「刀の鍔一枚で小さな小料理屋が1軒ぐらい買えた」という話しもなるほどと頷けるような見事さです。
また、印籠や棗に施されて蒔絵の絢爛たる美しさは思わすその場に立ちすくんでしまうほどの見事さです。特に印籠は江戸時代のおしゃれの必須アイテムの様な物だったらしく、デザインが様々に工夫されており印籠と言うよりアクセサリーの一つと言う感じでした。
この展示会を見ただけでも、江戸時代の日本人の美術工芸技術の高さを感じさせられました。江戸時代の戦乱のない平和な時期が、このような美術工芸技術を生み出したのだと思います。

 

 

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